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むちうち治療を受けている間に注意すべきことはありますか?

質問 先日友人の車に乗ってドライブを楽しんでいるときに、交通事故に巻き込まれてしまいました。完全に友人は被害者で、信号待ちしたときに加害者の車が追突してきました。
そのときは特に体に痛みは感じていなかったのですが、翌日首に痛みが出て友人の指示もあってすぐに病院に行くと、むちうちの診断をされました。実は友人も大怪我は負わなかったですがむちうちになり、二人で治療を受けている最中です。
治療費に関しては加害者側から支払われるということで、今慰謝料なども含めていろいろ手続きを行っているところです。
痛みも強くなり本当は治療に専念したいのですが、仕事が忙しくてそうしている余裕はありません。営業なので外回りも多くて症状が悪化しないか心配なのですが、むちうち治療を受けている間に注意すべきことがあれば教えてください。
yajirusi
A

急性期はできるだけ安静にしていることが大切です

交通事故などでむちうちになってそれを治すために注意すべきことは、治療の経過時期によって異なります。
むちうちになったばかりの時期を急性期と呼び、この時期は受傷したばかりなので状態が安定していません。無理をすれば状態が悪くなる可能性もあり、悪化を防ぐために、できるだけ首を動かさないように注意しなければなりません。とにかく安静にしていることが大切です。
安静にしていた方がよい時期は首などの状態によっても異なりますが、安静期間が長いと頸椎椎間関節の拘縮や頸椎支持筋の萎縮につながることから数日間が推奨されています。痛みを抑えようとマッサージやストレッチを行う方もいるようですが、そのような行為は控えてください。
むちうちになってから1〜3ヵ月以上経過した時期を慢性期と呼びます。安静や生活の制限はなくなり、今まで通りの生活を送れるようになります。
少しずつマッサージやストレッチも行っても問題ありません。ストレッチなどをして軽く体を動かすことは早期改善にも役立つため、無理のない範囲で継続しましょう。
ただし、ストレッチなどで身体を動かしていく中で、首の痛みや頭痛、吐き気、めまいなどの症状が出ることがあります。そのような場合はいったん安静にして速やかに整形外科を受診してください。
症状が悪化している可能性もあるため、早急な受診が大切です。大丈夫だろうと自分で勝手に判断してストレッチやマッサージを続けるのは危険行為です。
交通事故・むちうち治療ナビ

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