交通事故でむちうちなどのケガを負った場合は、理学療法士などによるリハビリテーションが必要になることもあるため、リハビリテーション科がある整形外科病院を選択しましょう。リハビリテーション科がない病院で診てもらってリハビリテーションが必要になった場合でも他の医療機関を紹介してもらえますが、転院という面倒な手間がかかってしまいます。
むちうちの治療に関しては、豊富な実績がある方が好ましいです。その方が交通事故後の保険制度にも詳しく、後遺障害慰謝料の請求に協力的なケースが多いです。後遺障害が想定される場合は、後遺障害慰謝料の請求や後遺障害診断書の作成も必要で、これらには医師による協力が不可欠です。
むちうちの治療には時間がかかることが多いため、通院しやすい病院を選ぶことをおすすめします。仕事が忙しい方は、時間帯の融通が利きやすい病院を選ぶとよいです。
毎回治療に多くの時間を割くことが難しい場合は、大病院よりも地域密着型で治療を行っている整形外科クリニックを選択した方がよいと思います。
中長期的に通院することを想定するなら、担当医がある程度決まっている方が安心です。毎回のように担当医が変わってしまうと、カルテでは情報共有がなされていても、通院する度に一から症状などについての説明をしなくてはいけなくなり、その分治療にかかる時間も長くなってしまいます。
むちうちの症状は人によっても異なるため、患者の症状に合わせたオーダーメイドの施術を提供してくれる病院がおすすめです。事前にホームページを確認すれば、病院ごとのむちうち治療の方法や姿勢を知ることができます。